こちらの小説は、旧携帯サイトを運営していた頃に親しくして下さっていた方より、「山南さんの生存エンディングをぜひとも書いてほしい」とのご要望を頂き、執筆したものです。
山南さんはとても思慮深く、どうあっても『生きる』という選択肢を選ばない方だと思っているので、正直なところ、私の中でも葛藤を繰り返しながら拙作を書き上げた次第でした。
私的には、『春を願いながら』が一番力を入れた作品だと思っています。また、旧携帯サイト最後の幕末恋華二次小説でしたので、思い入れもとてもあります。
最初からネタバレはよろしくないかとは思いましたが、人によっては地雷になりかねないのでは、といった懸念もありましたので、あえて最初にご挨拶がてらの注意喚起をさせて頂きます。
都合の良い展開となっておりますので、それでも大丈夫、許せると思って頂ける方は、このまま次ページより拙作をご覧下さい。